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独断と偏見で選ぶ!中国関連本3選②

皆さん、こんにちは(^^)

私自身は今年の夏は、新型コロナウイルスの流行及び激しい猛暑で、自宅に引きこもりがちの日々が続いておりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

まだまだ残暑の厳しい日が続いていて、日中の日差しの強さに眩暈がしそうですが、それでもあと少し季節が進めば、もう「読書の秋」。

そこで今回は、読書の秋にぴったりのおすすめの中国関連本(第二弾)をご紹介していきたいと思います。

① 梁山伯と祝英台(皇なつき)

前回ご紹介した「燕京伶人抄」の皇先生の作品です。

「燕京伶人抄」と同じく、美しい絵に魅せられます!!!

この本の表題作「梁山泊と祝英台」は、中国版ロミオとジュリエットとも呼ばれる非常に有名なラブスートリーで、中国の古代の四大ラブストーリーの1つにも数えられています。

(ちなみに、他の3つは「白蛇伝」、「孟姜女の伝説」、「牛郎織女」です。梁山泊と祝英台の本には収められておりませんが、興味があったら、こちらについても調べてみてください(^^))

あらすじ

主人公の祝英台は、幼き頃より学問が好きな女の子だった。

ところが、当時は「女の子には学問など必要ない」とされる時代。

それでも、学問への道を諦められない祝英台は一計を案じ、男の子へと変装する。それを見た父親は、しぶしぶ祝英台が男装して学び舎に潜り込むことを認めるのだった。

希望を胸に新天地へ向かった祝英台は、そこで彼女の運命の人、梁山泊に出会う。

魅かれ合う二人だが、祝英台は「男の子」として学問に励む身。

果たして二人の運命は…!?

ちなみにですが、中国の検索サイト、「百度百科」によると、「梁山泊と祝英台」の物語の起源や舞台については諸説あり、話の筋もいろいろなバージョンが存在しているようです。

なお、この「梁山泊と祝英台」は短編集ですので、表題作となる本作の他にも、「貢院の鬼」や「蘇州繁華録」など、中国に纏わる様々なお話が楽しめます。

ぜひ皆さんも読んでみてください♪

② 世界史とつなげて学ぶ中国全史(岡本隆司)

私は、歴史の年表を覚えるのが非常に苦手です。

ですが、この本は「流れ」を解説しているので、そんな私にも非常にわかりやすいものでした。

そして、何といってもとにかく面白い!!!

以前「銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイアモンド)」や「サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)」を読んだことがありますが、それに通ずる面白さがありました。

中国の歴史「だけ」に焦点を当てた本とは違い、本書では中国の歴史を、「地理的な要因」や「気候変動」、「世界各地の人やモノの流れ」と絡めながら、古代⇒近現代に向かって順を追って紹介しています。

「木を見て森を見ず」ではないですが、やはり、スポット的なところだけを見ていたのでは、見えない部分も多々でてきます。

私自身、「何年何月何日に何があった」だけでは、その出来事がなぜ起こったのか、その出来事にどんな意味があったのか、全く理解できないまま、右から左に抜けてしまう人間です(^^;)

ですが、本書は「豊富な図表」と「わかりやすい言葉」を使って説明してくれているので、そんな私でもすとんと胸に落ちるように納得できました。

「歴史は学校でやったけど、結局あまり覚えていない…」

「中国の歴史を学び直したいけど、どこをどうやれば良いのかわからない」

という方にこそおススメの本です。

私の子どもが高校生~大学生くらいになったら、ぜひ1度読んでほしいと思う本です。

私自身、何回も何回も読み直したいと思います。

③ 中国古典「一日一話」(守屋 洋)

今まで私が人生の中で抱えてきたどんな悩みも、すでに先人たちが経験してきたことなんだ…。

この本を読んで、改めてその思いを深くしました。

古典には、人類の普遍性が詰まっていると思いますが、中国古典もまた然り。

特に日本人にとっては、中学高校で漢文の時間がある分、西洋の古典よりも中国の古典に親しむことが多いのではないでしょうか?

老子・荘子・韓非子・論語・孟子・菜根譚・史記・三国志…。

この本に載っている名言の数々はこれらの古典に拠ったものですが、現代日本語でわかりやすく解説してくれているので、漢文の時間にレ点が上手く打てなくて挫折した私のような人間にも安心して読むことができました。

私はこの本に載っている言葉のうち、気に入ったもののページを折り返して印をつけていたのですが、時を経て読み返してみると、以前は心にかからなかった箇所に惹かれたり、また以前は良いと思った所が改めて読んでみるとあまり共感できなかったり、自分自身の変化がわかってそれもまた面白かったです。

自己啓発本が流行りの昨今ですが、本書で解説してくれているような古典に立ち返ってみると、また新たな発見があるのかもしれません。

この本もまた何回も何回も読み返したい一冊です。

終わりに

親が共働きで鍵っ子だったため、家の中で本を読んで過ごすことが多かった子ども時代。

でもそれは、今考えると至極の贅沢時間だったのかもしれません。

雑事にかまけて、ともすると流されていきそうな毎日ですが、それでもまた時間を捻出して、いろいろな本を読んでいきたいと思っています。

また面白い本があれば、皆様にご紹介していきますね!

私が講師を務めるストアカでも、折に触れて中国語以外にも、中国に関する情報をご紹介していきたいと思います。 レッスンで皆様にお会いできるのを楽しみにしております(^^)♪

https://www.street-academy.com/steachers/207652

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