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【都挺好(All is Well)】中国語で楽しむドラマ①

なんだかんだですっかり更新が遅れておりました…。

2020年上半期は、新型コロナウイルス感染症の流行による外出自粛と、それに伴う在宅ワークで、あっと言う間の数か月間でした。

しばらくブログ更新の方はお休みしておりましたが、またボチボチ書いていきたいと思います(^^;)

さて、今日は中国で2017年に製作されたドラマ、「都挺好(All is Well)」をご紹介していきたいと思います。

中国のドラマは、一般的に日本のドラマに比べて長いです。

このドラマも「第46集(第46話)」まであります。「1話約45分×46回=約35時間」ですので、全部見るには少し時間がかかります。

ですが、その長さを感じさせないほど、続きが気になってついつい見てしまう面白さがあるんです!!!

あらすじ

中国の江南に暮らす蘇さん一家。

実は、たくさんの問題を抱えていて、母親の突然の死をきっかけに、それらの問題が次々と露呈していく。

妻の存在というタガが外れて、わがまま放題になっていく父親。

責任感が強いものの、いつも空回り気味な長男。

母親に甘やかされ放題で育ったせいか、わがままで大人になりきれていない次男。

それとは反対に、母親からの愛情を受けられずに、10代から自立せざるを得なかった末っ子長女。

そして、それら蘇家の3人の子どもたちそれぞれの配偶者や恋人たち。

過去の回想も織り交ぜながら、物語は展開していく。

一家は果たして、家族としての絆を取り戻せるのだろうか…?

主な登場人物(簡体字でご紹介)

苏大强(父親):

一家の大黒柱であるはずだが、家の中では発言権なし。

いつも気の強い妻の陰に回って生きてきた。

すっとぼけたところがあり、どこか憎めない人柄。

苏明哲(長男):

アメリカで働き、妻と一人の娘がいる。

長男としての威厳を保ち、何とか家族の問題を解決しようとするが、いつも空回り気味。

そんなこんなで妻とも不仲になりかける。

苏明成(次男):

典型的な「啃老族(親のすねかじり)」。母親から溺愛されていたため、両親からの金銭的援助も当然のことと思っていた。

妹の苏明玉とは子どもの頃から犬猿の仲。

苏明玉(末っ子長女):

しっかりもので努力家の女性。

優秀であるにも関わらず、兄2人とは反対に親からの援助を受けられなかったため、10代から自立せざるを得なかった。

キャリアウーマンへと成長した彼女は、母親の死まで家族とは疎遠になっていた。

ドラマは彼女の目線で描かれていく。

ここが魅力!!!

① ついつい感情移入してしまう

この作品は、市井に生きる人々の日常を描いています。なので、日本人の感覚と近い部分もたくさん。

「あ~~~わかる!!!」

「これって日本でもあるあるだよね・・・」

「きい~~~~~~っ、もう腹立つ~~~」

など、見ていて心の中で絶叫することも。

登場人物のキャラ付けがそれぞれとても個性的で、役者さんの演技も非常に上手ので、ついつい物語の世界観に引き込まれてしまいます。

(ちなみに次男である苏明成は憎まれ役(?)的な存在なのですが、こういう風に演じられる役者さん、すごいと思います!)

ちなみに、私は末っ子長女の「苏明玉」に一番感情移入してしまいました。

そして、最終回のラスト5分で大号泣。

ネタばれになるので言えませんが、母と自分、そして娘の姿と重ね合わせて見てしまいました。

② 中国の現代社会がわかる

日本人にとっては、中国は地理的には近いのに、正直なんだかよくわからない国、という印象があります。

この作品では、中国の社会が抱える様々な問題や現実が描かれています。

お年寄りの介護の問題や、家族間の金銭問題、封建的な男尊女卑思想、財テクを語った詐欺問題、などなど…。

でも、この問題って、実は日本も同じように抱えている問題だと思いませんか?

だからこそ、国の違いを超えて共鳴し、自分事として色々考えさせられるのかもしれません。

上記の問題の他にも、このドラマの中には、現代中国の世相を描写した箇所が随所に出てきます。

ネタばれになるので詳しく書けませんが、個人的には、次男である「苏明成」が最後に選んだ仕事場所も、中現代中国の戦略(?)を垣間見るような気がして、興味深かったです。

③ 中国を旅した気分になれる

このドラマの主人公的な存在の「苏明玉」には「石天冬」という恋人がいます。

彼は料理人として、自分の店を持っていて、「苏明玉」もよくそこに遊びに行くのですが、まあそこで出される料理のおいしそうなこと、おいしそうなこと。

一般的に中華料理というと、脂っこくて、ギトギトしてて…という料理を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、この作品の舞台となっている中国の江南地方は、あっさりしてヘルシーな感じの料理が多いです。

私も何回か食べたことがありますが、非常に日本人の口に合いそうな料理でした。

また、ドラマの各所には、江南地方の美しい景色が出てきます。

今はなかなか気軽に中国に渡航することはできませんが、ドラマを見て、中国を旅行した気分になれるのも大きな魅力の1つだと思います。

終わりに

中国には、「家家都有一本难念的经」ということわざがあります。

意味は、「どの家庭にもそれぞれの問題がある」というもの。

やはり、家族の存在は万国共通。

そこを重点的に描いた本作品だからこそ、日本人が見ても共感できる作品に仕上がっていると思います。

なお、今回ご紹介した「都挺好(All is Well)」以外にも、中国のドラマはとても面白いものが多いのですが、残念ながら日本語に翻訳されていないものも多々あります。

そんな時、中国語がわかったら、120倍中国語のドラマを楽しめますよね!


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レッスンで皆様にお会いできるのを楽しみにしています(^^)!

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