「上海は2回行ったことあるって言いたい時、何ていえば良いの?」
「あなたのこと3時間も待ったよ~って言いたい時、中国語では何て言うの?」
…という訳で、今日は、中国語で回数や持続時間を言いたい時の言い方について、一緒に見ていきたいと思います(^^)
これは会話でも良く使う表現ですし、また、中国語検定などでも、この語順についての問題は頻出しています。
中国語を習う上で、絶対に外せないポイントですので、しっかり覚えていきましょう(^^)
中国語の文法はパズルと一緒。順番さえ覚えてしまえば、後はそれを応用するだけです。
なので、今回もまず基本の語順を押さえていきたいと思います!
① 動作の回数を言う時
【基本語順】
主語 + 動詞 + 回数 + 目的語
そう、回数は、動詞と目的語の間に挟むのです。
【例】
我包过一次饺子。
私は一度餃子を作ったことがあります。
他每天只吃两顿饭。
彼は毎日、二食しか食べません。
ちなみに文脈から目的語を省略しても意味が通じる場合などは、目的語を言わずに、「我去过两次(私は2回行ったことがあります)」などとも言えます。
なお、目的語が「彼」や「彼女」などの『人称代名詞』の時は、回数は目的語の後に来ます。
我只见过他一次。
② 動作の持続時間を言う時
【基本語順】
(1)主語 + 動詞 + 持続時間 + 目的語
(2)主語 + 動詞 + 目的語 + 動詞 + 持続時間
(3)主語 + 動詞 + 目的語(人称代名詞) + 持続時間
このように、持続時間を言いたい時には3種類の言い方があります。
(1)と(2)はどちらで言っても構いません。また、(2)と(3)も、どちらで言っても大丈夫です。ただし、(1)と(3)の互換性はありません。
つまり、(2)の文型が、一番汎用性の高い言い方になります。
なお、(3)については、目的語が『人称代名詞』の時に限ります。
【例】
(1)我学了十年汉语。
(2)我学汉语学了十年。
(3)我等了你三个小时。
※ ちなみに、(3)の場合、(2)の文型に則って「我等你等了三个小时」といっても大丈夫です。
終わりに
中国語の文法は、英語ほど複雑ではありません。
ただ、この回数や持続時間の言い方を自分のものにするためには、日常生活の中で使ってみることが大事です(^^)
また、これらの並べ替え(語順整序)については、中国語検定でも毎回のように出題されています。
基本の型さえ覚えれば確実に点を取れるポイントですので、ここはしっかり押さえていきましょう♪
なお、中国語検定の攻略法としては、やはり過去問を解きまくる、ということが一番です。
その中で傾向(よく出題されるポイント)もわかっていきます。
私が現在講師を務めるストアカでも、中国語検定対策等、生徒さんお一人お一人のニーズに合わせたレッスンを行っていきます。
皆さまにレッスンでお会いできますのを楽しみに致しております(^^)