中国語の表現

教科書には載ってない!?現地でよく耳にした実践中国語

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※ 筆者撮影

私は日本で2年間中国語の勉強をしてから、中国に渡りました。

ただ、日本でしっかり勉強していったつもりでも、現地に行くと「あれ?これ教科書には載ってなかったよ!??」という言葉が多々ありました(^^;)

そこで、今回は、そんな言葉の数々を当時のエピソードを交えながら、ご紹介したいと思います。

ちなみに、私が当時住んでいたのは中国の首都、北京です。

言葉によっては、他の地域の方はあまり使わない可能性がありますので、ご注意ください!

① 干嘛(gànmá)

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「あなたは何をしているのですか?」という模範的な日本語を中国語訳すると「你在做什么呢(nǐ zài zuò shénme ne)?」が妥当なのかもしれません。

しかし!!現地の人たち(=生粋の北京っ子)が多用していたのが、「你在干嘛呢(nǐ zài gànmá ne)?」という表現でした。

中国人の男の子と仲良くなってショートメールをした時、(当時はスマホはまだ登場しておらず、黒くて小さい玩具みたいな携帯を使っていました。ボタンを押すと、音がピッピッと鳴るやつです。懐かしい…)、彼のメールの第一声はいつだって「你在干嘛呢(nǐ zài gànmá ne)?」でした。

日本語に訳すと、「今何してんの??」的な意味でしょうか(^^)

最初は「え…何これ?こんな中国語習ってないけど!!」となりましたが、毎回毎回の文脈から、「あ、これは挨拶代わりって感じなのね。確かに日本でも若い子は『ね~ね~何してんの~?今ヒマ~??』的なこと言ったりするもんね!」と納得できるようになりました。

ちなみにですが、「干嘛(gànmá)」で「ど~してよ!/何でよ?」といった意味を表すこともできます。

② 啥(shá)/咋(zǎ)

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日本で習っていったのは「什么(shénme)何」「怎么(zěnme)どうした」という言葉でしたが、中国人の人が日常的に使っていたのは「啥(shá)≒ 什么(shénme)」「咋(zǎ)≒ 怎么(zěnme) 」といった表現でした。

これは、中国でも北方に住んでいる人が好んで使う表現だと聞いたことがあります。

例えば、教科書に出てくるような表現は、北京の人は下記のように言うことが多かったです。

【教科書で習う表現】

你在做什么呢(nǐ zài zuò shénme ne)?あなたは何をしているのですか?

【北京っ子が使っていた表現】

你在干啥呢(nǐ zài gàn shá ne)? 何してんの?

※ちなみに、「你在干嘛呢(nǐ zài gànmá ne)?」も、ほぼ同様の意味で使えるとのこと。

【教科書で習う表現】

你怎么了(nǐ zěnme le)? あなたはどうしたのですか?

【北京っ子が使っていた表現】

你咋了(nǐ zǎ le)? どしたの?

うーん、日本語では上手く違いを表現できませんが、上記のような表現をすると、かなり現地人っぽさが出ます

ただ、別に日本人が無理してこの表現を使う必要はなく、言われた時に「あっ、こういうことを言われているんだな」とわかれば大丈夫です(^^)!

③ 哦(o)/ 嘞(lei)/ 呗(bei)などの語気助詞

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日本語でも「~だ」の後に、「」とか「」とか付けて細かいニュアンスを表しますよね?

中国語にも、これと似たような「啊(a)」「呀(ya)」「呢(ne)」などの語気助詞があります。

これらはメジャーどころなので(?)、日本でよく目にする中国語の教科書にも載っています。

しか~し!!中国に行って驚いたのが、他にも色々な語気助詞があるということです。

下記に実例を見ていきましょう。

★ 蛮好吃(mán hǎochī o)~♡ ん~めっちゃ美味しいわぁ~♡

★ 好(hǎo lei)! よし!/あいよ!

★ 你愿意走就走(nǐ yuànyi zǒu jiù zǒu bei) 行きたいんだったら行ったらいいだろ!

ちなみにですが、この「呗(bei)」は、ど~しても感覚が日本語の「~だべ」の「」と被ってしまいます。(上記で言うと、「行きたいなら行ったらいいだんべ!」)

故郷は言わずと知れた「だんべ文化圏」に属する地域のため、悲しいかな「食べてみん」的な表現が骨の髄まで染みついてしまっているのです…。

話は逸れましたが、このように、中国現地では色んな語気助詞が使われています

番外編

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中国では、数々の罵り言葉「脏话(zānghuà)」を耳にしました…

色々ありすぎて(過激すぎて)ここには書けませんが、「お、おう…こんな表現もあったのね!」と、日本人のナナメ上をいく表現があったりしました。

女性が言っているのはあまり聞いたことがありませんが、男性陣は日本語でいうところの「くそっ!!」といったニュアンスで、これらの「脏话(zānghuà)」を多用していました。

また、喧嘩時にはこれら「脏话(zānghuà)」の言葉のオンパレード!

中国では、日本で遭遇する以上の頻度でケンカを目にすることが多かったのですが、そんな時にこれらの「罵り言葉」が本領を発揮しておりました…。

日本人が自らこれらの汚い言葉を発すると、現地で余計な面倒に巻き込まれる可能性があるのでお勧めできません。が、知っておくとより中国事情を理解できるかもしれません(^^;)

終わりに

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日本語でも「いかにも教科書に載っていそうな『正しい』日本語表現」と「実際に日常会話で日本人がよく使用する言葉」には、乖離があったりしますもんね!

中国人の知人に聞いたところ、中国でも日々新しい表現が生まれているとのことです。その移り変わりは激しく、次々に流行語が生まれているのだとか。

そんなところから、中国の現代社会が垣間見れて興味深いです(^^)

私が中国語講師を務めるストアカでも、上記のような中国現地事情について、折に触れてご紹介していければと思っています(^^)

皆様にレッスンでお会いできるのを楽しみにしています!

www.street-academy.com

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