中国事情

知ってた?中国の宇宙開発事情

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この間の満月は、思わず見とれてしまうほどきれいでした。

個人的に昔っから月を見るのが好きで、きれいな月を見る度、思わずじーっと見てしまいます。

あそこまで行った人類がいるとは、頭ではわかっているつもりでも、月を見る度に何とも不思議な気持ちになります(^^;)

人類の次なるフロンティアは、ずばり宇宙

テスラのCEOでもあるイーロン・マスク氏が、自身の経営するスペースXという会社で民間の低コストロケットを開発しているというのは、皆さんの記憶に新しいところかと思います(彼は火星への移住も計画中!?)。

また、グーグルやAmazonといった巨大IT企業も、次々に宇宙ビジネスへ参入しています。

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日本でも、堀江貴文氏が宇宙ベンチャーへ出資したり、ZOZOTOWNの前澤社長が月旅行への参加を表明したりして、話題になっていますよね。

宇宙開発といえば、昔は「国家プロジェクト」という認識でしたが、今や民間企業が参入している時代です。

そんな今超ホットな宇宙開発に、中国はどのような形で挑んでいるのでしょうか?今日は、その概要に迫ってみたいと思います。

① そもそも、宇宙開発の歴史って?

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まず世界的な宇宙開発の流れについてですが、ロケット開発については、すでに20世紀初頭から技術の研究が始まっていました。

その後、ドイツがロケット兵器の開発に成功、第二次世界大戦では、V2ロケットとして、軍事的な目的で実戦使用されました。

そう、宇宙開発事業は、軍事的な目的と、切っても切れない関係にあるのです…。

第二次世界大戦の終結後、今度はアメリカとソ連の冷戦時代に突入。宇宙開発競争も、それぞれの国家の威信をかけて、ますます白熱していきました。

ソ連が1961年に初の有人飛行を成し遂げると(あの有名な「地球は青かった」のセリフのユーリ・ガガーリンさんですね)、アメリカは1969年に、人類初の月面着陸を成功させます。

② 中国はどんな歴史を歩んできたの?

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さて、中国はというと、1950年代はソ連との関係が良好だったため、同国からの技術協力を得て、ミサイルや人工衛星の開発を行っておりました。

その後、ソ連との関係が悪化した後も、独自に開発を続け、1970年に、ついに中国初の人工衛星「東方紅1号」の打ち上げを成功させます。これは、日本初の人口衛星打ち上げのわずか2か月後のことでした。

米ソの冷戦終結後、1993年に行政機関である「中国国家航天局」と、国有企業である「中国航天科技集団有限公司」が設立されます。

その後、ここ15年ほどの間に、主に下記のような出来事がありました。

1999年:神舟1号の打ち上げに成功。

2003年:米ソに次いで、世界で3番目に有人飛行に成功。

2007年:嫦娥1号の打ち上げに成功、月軌道に到達。

2011年:天宮1号の打ち上げに成功。

2013年:嫦娥3号で、世界で3番目に月面軟着陸に成功。

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【用語解説】

長征:中国が開発したロケット

神舟:中国が開発した、有人宇宙船

嫦娥計画:国家的プロジェクトとして推進する、月探査計画。ちなみに、「嫦娥」とは、月に住む美しい女神様のこと。

天宮:中国が計画を進める、宇宙ステーション。2020年の完成を目指している。ちなみに、この名前は、「天帝」の住む宮殿にちなんで付けられた。

③ 中国ではどこが主体で宇宙開発しているの?

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中国の宇宙開発は基本的に、前述の中華人民共和国の国家行政機関の一つ「中国国家航天局」によって担われています。

すっごく平たい言い方をすれば、「中国版NASA」といったところでしょうか…。

宇宙はサイバー空間と並んで、陸海空に次ぐ、国防の最前線です。また、宇宙開発を行っていくには、ものすごいコストがかかります。

そこで、国が主体となり、国家的プロジェクトとして押し進めているのです。これにより、宇宙開発を担う中核企業は、そのほとんどが国有企業となっています(国有企業と民間企業の違いは、また今度詳しく説明します!)。

ただ、ここ数年では、民間の宇宙ベンチャー企業も育ってきています。

中国版スペースXと言っても差し支えない、「ワンスペース(零壹空间)」は、今年2018年5月に同社が開発したロケットの打ち上げを成功させました。これは、中国の民間企業では、ほぼ初めてとなる偉業とのことです。

この会社以外にも、今後はどんどんと新しい民間宇宙ベンチャーが育っていくのかもしれません。

終わりに

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私事ですが、15年近く前、プラネテス(漫画・アニメ)にハマっておりました。漫画を描いたのは幸村 誠先生で、今はヴィンランド・サガを書いているので有名な漫画家さんです。

今なら、宇宙漫画と言えば「宇宙兄弟」という方も多いでしょうが、私は残念ながらまだ1巻も読んでいません…。友人も「すごく面白いよ~!」と言っているので、いつかチャンスがあれば、ぜひ読んでみたいです!

地球で生まれて地球で死んでいくことがほぼ確実な自分にとっては、宇宙は遠い世界であることに変わりはありません。ただ、地上から月や星を見上げる度に、人類の壮大なロマンに思いを馳せずにはいられません…。

宇宙へと人を駆り立てる「行ったことのない場所に行きたい」「そこに何があるのか見てみたい」という好奇心は、人類の本能の一つなのかもしれませんね。

私が中国語講師を務めるストアカでも、折に触れて中国事情についてご紹介していきたいと思います(^^)

皆様にレッスンでお会いできるのを楽しみにしています!

www.street-academy.com

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