中国事情

中国の大学生ライフ

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私が中国で留学生活を送っていた時に驚いたのが、中国の大学生生活が、日本のものとは大きく違っていたことです。

中国の大学は、それ自体が1つの街、という感じで、敷地の中に食堂やスーパーはもちろんのこと、クリーニング店まで存在しているので、敷地から一歩も出なくても余裕で生活できちゃいます♪

また、中国の学生は、各省や自治区など、中国全土から集まってくるので、その大多数が学内の寮で生活しています。寮は門限もあり、また部屋も4~6人部屋が一般的(中には8人部屋も!)と、なかなか窮屈そう…。

そんな、日本の大学生とはかなり違う環境で生活している彼ら。一体どんな学生ライフを送っているのか、ご紹介します(^^)

① 1日のタイムスケジュールは?

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日本の学生と一口に言っても、学生生活は人それぞれ。真面目に勉学に励む人もたくさんいますが、サークルや飲み会などがメイン(?)となり、授業自体にはあまり出席していない、という方も一定数は存在します。

ただ、中国の学生生活は、それと比べると「勉強一色」です。

大学によっても授業時間は異なりますが、平均的な彼らの1日は下記のとおりです。

◆タイムスケジュール◆

早朝(6-8時):人によっては自習を行う。(強制のところも!)

午前中(8-12時):第1-4限

午後(14時-17時):第5-7限

夜(17時-21時):人によっては自習を行う。(大学によっては、10限目まであるところもあるそうな…)

見ただけで眩暈がしそうです…。

ただ、私が留学していた大学でも、中国人学生は、本当に夜遅くまで教室に残って勉強していました(大学側も学生の勉強のために教室を開放しているのです)。

また、留学したのが外語大だったため、早朝は外のベンチなどで、大声で英語の朗読をしている人も見かけました。

本当に、中国の学生は、真面目で勤勉な方が多い印象を受けます。

② サークルやアルバイトはするの?

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日本の大学生だと、サークル活動やアルバイトは、もはや学生生活の「定番」って感じですよね(^^)

私自身はサークルには入っていませんでしたが、アルバイトに関しては、学生生活のほぼ全ての時期(中国留学中は除く)で行っていました。思い返してみると、本屋に野球場の売店、お台場の観覧車にそば屋、印刷工場にホテルの給仕と、色々経験させてもらいました。

周りでは、サークル活動に青春を捧げる子も多かったです。

中国にも、もちろんサークル活動はあります。ただ、その活動の活発さでいうと、日本の方が総じてサークル活動が盛んな印象があります。

ちなみに、中国のサークル活動には、下記のようなものがあります。

・バスケ部

・写真部

・美術部

・物理部

・科学部

・数学部

・サッカー部 などなど…

留学生でも参加できるものもあるので、もし留学を検討されている方は、チャレンジしてみるのも面白いかもしれません(^^)

また、アルバイトに関してですが、大部分の学生がしていません

やはり、勉強により多くの時間を割かなければならないというのが、アルバイトをしない大きな理由のようです。

また、中国は人口が非常に多いため、学生が働けるような仕事はすでに他の労働者に取られてしまっている、というのも、1つの理由なのかもしれません(今後生産人口の減少が続けば、状況は多少変化するかもしれませんが)。

ただ少数派ではありますが、実家の事情により、大学に通いながら働いている苦学生の子もいます。

③ 中国にも「就活」はあるの?

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日本でも例年就職戦線の状況が話題となりますが、お隣の国、中国ではどうなのでしょうか?

結論からいうと、中国にも就活は存在します

人口が多い中国では、2017年の大学卒業生は約800万人。これは、日本の約14倍にもなります。戦いも熾烈を極めそうです…。

なお、就活時期ですが、中国では、大学4年生の前期の始め頃(中国は9月から新学年が始まるため、10-12月にあたります)に仕事探しを始めることが多いようです。

では、探す方法としてはどのようなものがあるのでしょうか?

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◆中国の就活方法◆

(1)説明会に参加する

日本と同じで、学校で説明会が開かれることもあれば、公共のスペースを利用して開かれることもあります。

公共のスペースの場合は、イベント的な感じで開かれ、多数の企業ブースが出展します。

(2)専用サイトで探す。

日本でもリクナビやマイナビといった就活サイトがあるように、中国でも、ネット上で登録して仕事を探す専用サイトがあります

私も試しに「前程无忧(51Job)」というサイトを見てみましたが、就職先の企業としては、中国銀行などの中国国内の大手の他に、SIEMENSやBank of Americaといった外資系企業も名前を連ねていました。中にはSONYなど、日系企業の名前もありました。

(3)親戚などの伝手を頼る

日本にも縁故での入社があるように、良くも悪くもコネ社会である中国では、このように知り合いの伝手を頼る方法が当然存在します。

(4)インターンシップに参加する

一般的には大学4年で参加しますが、就活開始までにできるだけ早く経験を積んで、ライバルたちに差をつけようと、大学2年や3年生のうちに参加する人もいます。

その他:一般企業に就職する以外にも、大学院への進学や、公務員試験を受験する、といった選択肢もあります。

ちなみに、日本の就活と言えば、まるで制服であるかのように、同じような就活スーツや髪形で臨むことが多いですが、中国にはこのような習慣はありません。

中国人に限らず、海外の人から見ると、少し異様に映るかもしれません。

終わりに

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日本以上の超学歴競争社会の中で生きる、中国の大学生。

日本人の目から見ると、彼らの生活は時に過酷にさえ映ります。

特に、北京などの大都市の名門大学には、各地方のトップクラスの生徒が集まってきます。それぞれ自分は故郷を代表してきているのだ、自分は今まで努力をして勝ち上がってきたのだ、という自負を抱えています。

そんな中、都会でまさに生き馬の目を抜くような激しい競争にさらされ、初めての挫折を味わう人も少なくありません。

彼らの抱えるプレッシャーの大きさは、私には到底はかることができません。

ただ、同時に、勉強に打ち込む彼らの姿からは、自分たちがこの国を背負って立つんだ、という気概が感じられます

若者は、その国の未来を担う存在です。

中国の学生を見ていると、中国の急速な発展の原動力を見る思いがします。

私が中国語講師を務めるストアカでも、上記のような中国現地の情報について、折に触れてご紹介していければと思っています(^^)

皆様にレッスンでお会いできるのを楽しみにしています!

www.street-academy.com

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