私は以前(といっても10年ほど前ですが)、北京に留学していました。
なので、広い中国の中でも、北京は何だかとっても思い入れのある街というか、自分にとっては、青春を過ごしたとても特別な場所です。
あくまで個人的な感想ですが、上海は経済都市で人々も何となくよそよそしい感じするのに対し、北京は古き良き中国の伝統が、今もところどころに残っている感じがします。
何といっても、一国の首都ですしね!歴史の重厚感があります。
そこで、今回は北京の中でも、私のイチ押し観光スポット5カ所を一挙に紹介しちゃいます。
① 故宮博物院(グーゴン ボーウーユエン)
観光地としてはメジャー中のメジャーですが、絶対に見ておいて損はないと思います。まさに「ラストエンペラー」の世界です。
観光する順番ですが、「天安門広場→天安門→故宮→景山公園」の順に見て回るのが一般的です。
特に、景山公園という小高い丘の上から故宮を眺めた景色は、圧巻の一言に尽きます。ぜひ頑張って景山公園まで行ってみてください。
ただ、中国の観光地で気を付けたいのが、何もかもがやたら広いので、全部見て回ると足が非常に疲れるということ。笑
真夏に行くとそれこそ体力が持ちませんので、観光の季節は春や秋がお勧めです!
ただ、国慶節などの中国版国民の休日にぶつかると大混雑が予想されるので、これについては追って別記事で詳しくご紹介します!
② 万里の長城(ワンリーチャンチョン)
はい、これも定番ですね!でも、やっぱり一度は見ていて損はないと思います。
これを人類が作ったのかと思うと、悠久の歴史を肌で感じます。
ただ、観光客の中には、そんな大事な人類の遺産に、自分の名前を彫っちゃったりする不届き者もいたりして(-_-#) これから行く方はくれぐれもマネしないでくださいね!笑
あと、1点注意なのが、万里の長城は北京市の郊外にあるということです。そのため、日程を組むなら、余裕を持って丸一日見ておいた方が無難です。
③ 三里屯(サンリートン)
外国人(主に欧米系)も多く行く、クラブやバーなどが集まる最新オシャレスポットです。
北京の中でも特にオシャレな若者が集うという印象があります。
私自身も、留学時代には日本と韓国の仲良し女の子グループで、何回か遊びに行きました。
私が留学していた頃は、中国人は若い人でもあんまり格好にこだわらない人も多かったのですが、今は北京・上海などの大都市を中心に、随分オシャレになってます。随分攻めた格好をした、イケイケな女子やメンズも良く見ます。
当時は私も、来る日も来る日も30元のTシャツにGパンという格好で留学生活を送っていましたが、今となっては恥ずかしいです(;^◇^;)ゝ
ここはナイトスポットとして、夜に行くのがお勧めです。
④ 798芸術区(チージウバー イーシューチュー)
私も留学中に度々行きましたが、工場跡地を利用した芸術地区です。というか、工場の設備とアートが一体化してます。日本にも美術館は各所にありますが、こういった地区全体が美術館というのはなかなか珍しいと思います。
散策するだけでも、感性に刺激を受けます。
現代の芸術家たちによる、アヴァンギャルドな展示がたくさんあって、アートに興味がある方なら非常に楽しめるお勧めスポットです。
また、近くに「望京(ワンジン)」という、美味しい韓国料理がたくさん存在するエリアがあるので、食べて帰るのも良いかもしれません。
➄ 什刹海(シーシャーハイ)
古き良き北京の面影を残しながら、オシャレな中国雑貨のお店やバー、レストランなどが立ち並ぶ、有名観光スポットです。
后海(ホウハイ)という湖沿いにあり、夏は柳の緑がとても美しいです。タイミングが合えば、湖に咲く美しい蓮の花も見れるかもしれません。店先に明かりが灯り出す夕暮れ時もお勧めです。もし自分が中国に行ったことのない友人を連れて行くとしたら、このスポットは外せません。伝統的な北京の雰囲気を感じたいなら、絶対に行くべきスポットです。
まとめ
私も実際に中国に行く前までそうでしたが、中国というと「人々が人民服着ていて~天安門の前をいっぱい自転車が通って~」というイメージのまま、アップデートされていない方もいるかもしれません。でも!!!今行くと本当に時代は変わったな~と思います。
北京にもたくさんオシャレなスポットがあるので、旅行などで行ってみると楽しいと思います!特に、価格的にも比較的安く、距離的にも近いので、学生さんや新社会人の方でも行きやすいと思います。2泊3日もあれば、十分楽しめちゃいますよ(^^)!
せっかく中国に旅行に行くなら、中国語ができたらもっと楽しいですよね☆ 現在私が中国語講師として活動しているストアカの教室でも、旅行会話に特化したレッスンを行えます。 レッスンで皆様にお会いできるのを楽しみにしています♪